■COLUMN07  雨といのデザイン■
      雨は屋根に降り、そこから建物のまわりへと落ちていきます。この雨水の流れを
        コントロールする為、多くの家が当たり前のように、軒先や外壁に「雨とい」を設け、
        地上まで雨水を導いているのですが、実はこの「雨とい」のデザイン次第で、建物
        のイメージも結構変わります。


「雨とい」を付けても軒先はすっきりと


中央の、隙間の多い部分に雨が落ちる

 八ヶ岳では雨といを設けると、落ち葉が詰まって
 しまったり、雪やつららの重みで壊れてしまったり
 することがあるので注意が必要です。(最近では、
 雨水だけを受けて、落ち葉は入れないというタイプ
 も登場していますが、デザイン的には・・・?)
 
 また、敷地に排水溝が備わっていない場合、結局、
 地面に自然浸透させることになるので、雨といを
 設けないこともよくあります。

 もちろん、2階建てや市街地の場合などで、雨とい
 のある方がよい場合には設けますが、その場合は
 極力、屋根と一体的に見えるよう、 雨といの形状
 や取り付け位置を吟味します。

 また、雨水を下方へと流す「竪とい」は、建物の正面
 側には設けず、途中で何度も折れ曲がるような納まり
 にはしない、といった「目障りにならない配慮」をして
 います。

 さらに、建物本体に雨といを設ける際でも、デッキや
 玄関前などの小規模な屋根には設けず、写真のよう
 に雨垂れが落ちる部分を工夫することで、軒先も
 足元もすっきりと納まるよう設計しています。
 

玉砂利敷きのラインに雨が落ちる

 雨はチェーンをつたって壷へ


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