■COLUMN09  家具はスパイス■
    家具には大きく分けて、空間のサイズやデザインに合わせ建築段階に造り付けるタイプと、
     建物が完成した後に設置するタイプがあります。傾向として、クローゼットや書棚といった
     収納類は造り付けとし、テーブルや椅子は実際に住まいの仕上がりを見てから購入される
     ことが多いようです。


室内にアウトドアの雰囲気を

 家具は家の付属物として、つい二の次に考えられ
 がちですが、本当は、その味付け次第で、住まいの
 出来を大きく左右する 「スパイス」 のようなものなの
 で、こだわりをもって、じっくりと選びたいところです。

 家具自体のデザインや質感なども勿論大事ですが、
 肝心なのは、「使い勝手」と「その場所に無理なく
 納まっているか」ということです。

 ここでは、空間にうまく馴染んでいる家具の事例を
 いくつか紹介します。趣向はかなり異なりますが、
 いずれも住み手の好みやセンスがよく表れています。

 中でも印象的だったのは、右下の写真の事例です。
 リビング中央には、二脚の椅子だけが置かれ、景色
 を眺める場合は東を、テレビや音楽を楽しむ時は西
 を向く、という具合に、椅子を自由に回転させるのです。

 その、ゆとりのある配置にも感心させられましたが、
 何より、ご夫婦の仲睦まじい様子が、椅子の配置
 から見て取られ、ほほえましく思えたのです。

空間に合わせて白で統一
[小淵沢K邸]
ゆったりと眺めを楽しむ
[大泉A邸]


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