■ 薪小屋 増築レポート ■
 
 自宅を建築した際、左の薪小屋を自分で施工
 (=セルフビルド)しました。

 この薪小屋の容量は、我が家の1シーズン分
 なので、毎年春先に満載して冬に消費する、
 ということを繰り返してきましたが、次第に 「もう
 少し長く乾燥させたいなぁ〜」 とか 「薪割りを
 夏や秋にも分散できたらなぁ〜」 といった思い
 が出てきたので、今回、薪小屋を増築すること
 にしました。
 
 

  施工に先立ち、図面を作成しました。 「たかが薪小屋に、大袈裟なぁ〜」 と思われる
  かもしれませんが、それなりのサイズで長持ちする小屋(簡単な倉庫なども同様です)
  をセルフビルドする場合には、図面を描いて各部の寸法を割り出すことが大事で、施工
  の効率と精度を大きく左右します。


 職業柄、図面はPCで描いてみましたが、勿論
 手書きのスケッチでも構いません。大事なのは

 
材料の構成と寸法がわかる図になっていること
 です。
 それによって材料を無駄なく発注でき、施工の
 手順がイメージし易くなります。

 
 使用する主な道具です。
 上は、水平・垂直を測るレベル。下は左から
 インパクトドライバー、丸のこ、定規です。
 その他、塗装する場合は、塗料やハケ等が
 必要ですが、割と少ない道具でつくることが
 できます。

 
 まずは、土台部分の材料を敷き並べます。

 基礎については、業者さんにお願いしました。
 コンクリートのブロック状の基礎(既製品)を
 自分で敷き並べる方法もありますが、寒冷地
 では冬に凍結して動いてしまったり、傾斜地
 では水平を確保するのが難しかったりする
 ので、できればキチンとした基礎をつくること
 をオススメします。

 
 柱を立てたところです。

 図面やスケッチを描く際に寸法が割り出されて
 いれば、施工段階では、その寸法通りに切って
 組み立てるだけで、自然と形になっていきます。
 

 
 さあ、ここが施工の重要ポイント!

 
レベルという道具を当てて水平・垂直を確認し、
 調整しながら部材同士をビス留めしていきます。


 
この時、部材が傾かないよう「筋交い」や「頬杖」
 といった斜め方向に突っ張る働きの部材を入れ
 たりしますが、今回は合板を張り付けることで、
 同様の効果が出るようにしました。


 床の合板をビス留めする前に土台部分を塗装
 しますが、今回は、あえて子供に任せました。 
 他にも薪を積み上げたりするのが担当ですが、
 ようやく “戦力” になってきたかなぁ〜 という
 感じ。

 こういった、家族の協力を仰げるのは、セルフ
 ビルドの良いところ・・・ そろそろ薪割りも任せ
 たいものです。

  屋根の下地材を敷き並べたところ。屋根を
  張ってしまうと塗装するのが難しいので、先
  に塗ったものを取り付けました。
  屋根には半透明のポリカーボネートという
  素材の波板を使用。下地と大きくズレない
  よう、1枚ずつ微調整しながらビス留めして
  いきます。

   そして、仕上げの塗装をして完成です! 
   既存の薪小屋に比べてあっさりとした印象ですが、これに薪が満載されると結構壮観になる・・・
   はずです。 その姿は、来春の薪割りがひと段落した際に、ご紹介したいと思います。

   
今回、この薪小屋が家の北側にできたことで、隣地や道路からの視線(北側には浴室や
   勝手口などがあります)や、冬の北風に対しての 「緩衝体」 の役割を果たしてくれそうです。
 
   見た目は簡素でも実用的な、「長く使えて役に立つもの」 が出来上がりました。

   追記: 薪を満載にした様子をブログに掲載しました。 コチラ をご覧下さい。


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